大学広報

在学生が語る探究体験!動画で伝える大学の魅力

動画コンテンツで探究の魅力を伝える。在学生が語る「私の探究と大学での学び」

大学選びに悩む高校生にとって、パンフレットの文字情報だけでは大学生活の実態がイメージしにくいものです。特に、高校での探究学習がどのように大学での学びにつながるのかは、経験者の生の声を聞かなければ分かりません。そこで注目されているのが、在学生自身が語る動画コンテンツです。本記事では、探究経験を持つ在学生の体験談を効果的に動画化し、高校生の心に響く大学広報を実現する方法について詳しく解説します。

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なぜ今、動画コンテンツが高校生に響くのか

デジタルネイティブ世代の高校生にとって、動画は最も身近で信頼できる情報源となっています。その理由と効果を見ていきましょう。

Z世代の情報収集行動の変化

現在の高校生の情報収集方法は、従来とは大きく異なります:

  • YouTubeで大学名を検索するのが当たり前
  • TikTokInstagramのショート動画で第一印象を形成
  • 文字より映像で理解することを好む
  • 公式情報より個人の体験談を重視
  • 長時間の説明会より短時間の動画を繰り返し視聴

在学生の声が持つ説得力

教職員や広報担当者の説明よりも、年齢の近い在学生の体験談の方が共感を呼びます:

  • 同じ高校生だった頃の悩みや不安を共有できる
  • 探究学習の苦労や楽しさを実体験として語れる
  • 大学生活のリアルな日常が伝わる
  • 将来の自分の姿を投影しやすい
  • 質問や相談のハードルが低い

探究学習と大学の学びの接続を可視化

抽象的な説明では伝わりにくい「探究の継続性」を、具体的なストーリーで示せます:

  • 高校時代の探究テーマ
  • 大学選びの決め手となった研究室やゼミ
  • 入学後の学びの発展
  • 新たに見つけた研究テーマ
  • 将来のキャリアビジョン

効果的な動画コンテンツの5つの要素

単に在学生に話してもらうだけでは、効果的な動画にはなりません。高校生の心を掴む動画に必要な要素を解説します。

1. リアルなストーリーテリング

台本を読むような動画では伝わりません。本音で語るストーリーが重要です:

  • 失敗談や挫折経験も含める
  • 探究活動での試行錯誤のプロセス
  • 大学選びで迷った点と決め手
  • 入学後のギャップと乗り越え方
  • 今だから言える後輩へのアドバイス

2. ビジュアルで見せる学びの現場

話すだけでなく、実際の学習環境や活動を映像で見せることが効果的:

  • 研究室での実験風景
  • ゼミでのディスカッション
  • フィールドワークの様子
  • 学会発表の準備場面
  • 仲間との協働作業

3. 探究の「ビフォー・アフター」を明確に

高校時代と現在を比較することで、成長の軌跡を可視化:

  • 高校時代の探究成果物の紹介
  • 大学での発展的な研究内容
  • 身についたスキルや能力
  • 視野の広がりや深まり
  • 新たに生まれた問題意識

4. 多様性のあるロールモデル

様々なタイプの在学生を登場させることで、幅広い高校生が共感できます:

  • 文系・理系・学際的分野の学生
  • 地方出身・都市部出身の学生
  • 課外活動に熱心な学生・研究一筋の学生
  • 起業やNPO活動をする学生
  • 留学経験のある学生

5. インタラクティブな要素

一方的な情報提供ではなく、高校生が参加できる仕組みを組み込む:

  • コメント欄での質問受付
  • ライブ配信での対話機会
  • 関連動画へのリンク設定
  • 詳細情報へのQRコード
  • SNSでのフォローアップ

動画制作の実践的なプロセス

効果的な動画コンテンツを制作するための、具体的なプロセスを紹介します。

STEP1:出演する在学生の選定

適切な人選が動画の成否を左右します:

  • 探究活動の経験が豊富な学生
  • 表現力があり、素直に話せる学生
  • 大学での学びに情熱を持っている学生
  • 高校生の立場に立って考えられる学生
  • 多様な背景を持つ学生のバランス

STEP2:事前インタビューとストーリー構成

撮影前の準備が重要です:

  1. 在学生との詳細なインタビュー
  2. エピソードの掘り起こし
  3. 伝えたいメッセージの明確化
  4. 視聴者(高校生)の関心事の想定
  5. 5-10分程度の構成案作成

STEP3:撮影のポイント

プロフェッショナルな機材よりも、親近感のある撮影を心がける:

  • 堅苦しいスタジオより、キャンパスの日常空間で
  • カメラ目線だけでなく、自然な会話シーンも
  • 手持ちカメラでの臨場感ある映像
  • BGMは控えめに、声を大切に
  • 字幕やテロップで理解を助ける

STEP4:編集とブラッシュアップ

高校生の視聴習慣に合わせた編集:

  • 冒頭15秒で興味を引く構成
  • テンポの良いカット割り
  • 重要なポイントの視覚的強調
  • 関連情報へのリンク設置
  • モバイル視聴を前提とした画面構成

STEP5:配信と効果測定

作って終わりではなく、PDCAサイクルを回す:

  • YouTube、大学HP、SNSでの多面的配信
  • 視聴データの分析(視聴時間、離脱ポイント等)
  • コメントや反応の収集
  • オープンキャンパスでの活用と反応確認
  • 次回作への改善点の抽出

成功事例から学ぶ動画活用のポイント

実際に効果を上げている大学の事例から、成功のポイントを学びましょう。

事例1:A大学「探究から研究へ」シリーズ

月1回、異なる学部の学生が登場するシリーズ動画:

  • 効果:YouTubeチャンネル登録者が1年で5倍に
  • 工夫:高校の探究テーマ別にカテゴリー分け
  • 成果:総合型選抜の志願者が前年比140%

事例2:B大学「失敗から学んだこと」

探究活動での失敗経験と、それを乗り越えた体験を中心に:

  • 効果:高校生からの共感コメントが殺到
  • 工夫:失敗を恐れない大学文化をアピール
  • 成果:オープンキャンパス参加者の8割が視聴済み

事例3:C大学「1日密着ドキュメント」

探究経験者の大学生活を朝から晩まで追跡:

  • 効果:「大学生活がイメージできた」との声多数
  • 工夫:授業、研究、アルバイト、サークルをバランスよく紹介
  • 成果:地方からの志願者が増加

Study Valley TimeTactで実現する動画コンテンツの最適化

動画コンテンツの制作・配信・効果測定を一元的に管理し、最適化するためには適切なツールが必要です。Study Valley TimeTactは、この課題を解決します。

高校生の関心データに基づく企画立案

TimeTactに蓄積された高校生の探究テーマデータを活用:

  • 人気の高い探究テーマの把握
  • 地域別・学校別の関心傾向分析
  • トレンドの変化を察知
  • ニーズに合った動画企画の立案
  • 出演学生の最適なマッチング

視聴データと志願データの連携分析

動画視聴が実際の志願行動にどうつながったかをデータで検証

  • 動画視聴者の属性分析
  • 視聴から資料請求への転換率
  • オープンキャンパス参加との相関
  • 最終的な志願・入学への影響度
  • 費用対効果の算出

在学生の成長記録を活用

TimeTactに記録された在学生の高校時代からの成長データを活用:

  • 説得力のあるストーリーの構築
  • 具体的な成果物やポートフォリオの提示
  • 成長の可視化による訴求力向上
  • 継続的な学びの証明

パーソナライズされた動画レコメンド

高校生一人ひとりの興味関心に応じて、最適な動画を自動推奨

  • 探究テーマに関連した在学生の動画
  • 似た境遇の先輩の体験談
  • 興味のある研究分野の紹介
  • 視聴履歴に基づく関連動画の提案

まとめ:動画が紡ぐ、高校と大学の新たなつながり

在学生が語る「私の探究と大学での学び」は、単なる広報ツールを超えて、高校生に具体的な将来像を示す重要なコンテンツです。探究学習の経験が大学でどのように花開くのか、その実例を動画で見せることで、高校生は自分の可能性を実感できます。

Study Valley TimeTactを活用することで、動画コンテンツの企画から配信、効果測定まで戦略的に実施でき、真に高校生の心に響く大学広報を実現できます。デジタルネイティブ世代に選ばれる大学となるために、在学生の生の声を動画で届ける取り組みを、今すぐ始めてみませんか。

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

田中 悠樹|株式会社Study Valley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社Study Valleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。