STEAMライブラリー

令和4年度「未来の教室」実証事業(『STEAMライブラリー活用事例創出』に関するテーマ)に採択されました

2022年9月7日、株式会社Study Valley(東京都江戸川区、代表取締役:田中悠樹、以下、Study Valley)は、経済産業省が公募していた「令和4年度『未来の教室』実証事業(テーマB. 『STEAMライブラリー活用事例創出』に関するテーマ)」に採択されました。

実証事業(テーマB)は、「学びの STEAM 化」の具体的な実践事例として、「STEAM ライブラリー」を活用した探究学習の事例を創出し、「学びの STEAM 化」の全国への普及に向けた示唆を得ることを目的に公募され、Study Valleyを含め25社が採択されました。

Study Valleyは、「探究の入り口としての STEAMライブラリー利活用と、その後の発展可能性に関する事例創出実証」に取り組みます。

「未来の教室」とは?
経済産業省は、「『未来の教室』ビジョン(2019年6月)」を踏まえ、様々な個性の子ども達が、未来を創る当事者(チェンジ・メイカー)になるための学習環境づくりを目指し、1.学びの探究化・STEAM化、2.学びの自律化・個別最適化、3.新しい学習基盤づくりを柱に、2018年度より実証事業に取り組んでいます。

「未来の教室」ってなに? (「未来の教室 ~learning innovation~」サイト)
https://www.learning-innovation.go.jp/about/

STEAMライブラリーとは?
経済産業省では、子ども達が「未来社会の創り手」に育つきっかけを提供すべく、産業界や研究機関等と連携し、学際的で探究的な学習のための多様なデジタルコンテンツを開発し「STEAMライブラリーVer.1」として2021年3月に無償公開しました。その後、全国の学校関係者によるフィードバックを踏まえながら、ウェブサイトのデザイン改修、コンテンツの修正・拡張、そして新規コンテンツの追加を実施し、2022年3月にリニューアルオープンしました。

STEAMライブラリー: https://www.steam-library.go.jp

Study Valleyの実証事業概要

Study Valleyが取り組む、「探究の入り口としての STEAMライブラリー利活用と、その後の発展可能性に関する事例創出実証」についてご紹介します。

実証事業の目的

1.探究の入口としてのSTEAMライブラリーのポジショニングを確立

2.探究の“発展系”の確立
(コンテンツ学習後の発展プロジェクトの提示により出口を明確化)

3.STEAMライブラリーのカリキュラムへの組み込み
(年間の授業計画の中でいかに利活用するか、を明確化することで横展開を目指す)

方法

学校の状況に合わせて、探究学習のカリキュラム構築から支援を実施。探究の基礎力強化の手段としてのSTEAMライブラリー活用、また、その発展形として企業が提供する実用的な探究テーマを紹介。

カリキュラム・マネジメントにはStudy Valleyが提供するLMS(Time Tact)を活用。ICTを利用して生徒の学習進捗管理や学習支援、成果物回収などを行うことで探究活動の活性化と先生方の業務効率化を図ります。

実施スケジュール

9月:授業準備/教員ガイダンス
9月~12月:授業実施
12~1月:実証成果まとめ

実施校

東京都立小台橋高等学校
東京都立上野高等学校
神奈川県立横浜氷取沢高等学校
宮崎県立富島高等学校  など

参考リンク

令和4年度『未来の教室』実証事業 公募要領(テーマ B. 『STEAM ライブラリー活用事例創出』に関するテーマ)」(経済産業省)
令和4年度「未来の教室」実証事業(テーマB)の採択結果(経済産業省)

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この記事を書いた人:Study Valley 編集部
探究No.1メディア”Far East Tokyo”編集部です!執筆陣は、教育コンサルタント、元教員、教育学部大学院生など、先生方と同じく、教育に熱い思いを持つStudy Valleyのスタッフ陣です。子どもたちがわくわく探究する姿を思い浮かべながら制作しています!先生方のお役に立ちますように。Twitterフォローで記事更新情報が届きます。