お知らせ

田中社長がひらつかWEBタウンミーティングにて講演を行いました!

 
 

2021年7月23日に行われた平塚青年会議所様主催の「ひらつかWEBタウンミーテイング」において、弊社代表取締役社長の田中悠樹がオンライン講演を行いました。「ひらつかWEBタウンミーティング」は、2017年にひらつかスクール議会として開始し、昨年のコロナ情勢の中、ひらつかWEBタウンミーティングと形を変えて継続している若者の政治参画意識、郷土愛醸成を目的とした事業です。

今回は「GIGAスクール構想とSTEAM教育」をテーマに平塚青年会議所のメンバーの方々や平塚に住む中高生、大学生に向けて、お話させて頂きました。

 
オンラインでの開催でしたが、平塚市内の中高生やファシリテーターの大学生がスクリーン越しに参加しました

平塚市は神奈川県湘南地域にある人口約26万人の市です。海に面した風光明媚な土地である一方、数々の大手企業の工場が立ち並ぶ工業地帯でもあり、アジアを中心とした外国籍の方も多く住んでいる地域です。

講演依頼を下さった平塚青年会議所様は、平塚を中心に大磯町や二宮町の若手の方々が集まり、地域の発展のために活動されています。

今回は、昨年の一斉休校により一気に注目度が増したGIGAスクール構想や、新たな教育の形として注目されているSTEAM教育について、教育関係者ではない一般の方々や学生の方にも知って頂きたい基本的な知識や情報をお話ししました。

※GIGAスクール構想…全国の小中学生にタブレット等の端末を配布し、学校での学習に活用しようとする国の方針

※STEAM教育・・・Science(科学) 、Technology(技術)、 Engineering(工学)、 Mathematics(数学)にArts(リベラルアーツ、創造性)を加え、各分野を教科横断的に学習、実践することで、実社会の課題解決に生かそうとする教育手法

参加者への質問から講演会スタート

講演会は参加者への問いから始まりました。参加している中学生、大学生、大人それぞれに向けて勉強にまつわる質問をすると、スクリーン越しながら様々な反応が返ってきました。また最後の「地元は大好きか?」という質問には年代問わず多くの方が頷いていました。

GIGAスクール構想の説明では衝撃的なデータを紹介

学校外でICT機器を使って宿題をしたり調べものをしたりする生徒の割合は、OECDの平均は20%台なのに対し、日本ではわずか数パーセント。一方でネット上でのチャットや一人でゲームをする割合は、どちらも日本がOECDの平均をはるかに上回るという衝撃的なデータを紹介しました。学習へのICT技術の活用が他の先進国に比べて遅れている日本の現状を訴え、GIGAスクール構想をきっかけに教育へのICTの普及を加速させていく必要性を話しました。

「ワクワク」が中心!の探究するSTEAM教育

一人ひとりが「ワクワクする心」(自分の興味)に従って、「知る」活動(教科知識や専門知識を習得すること)と「創る」活動(プロジェクト型学習などで知識を応用して創造的な学習をすること)を繰り返していくことが、STEAM教育の目指す学習の形です。

「数学が苦手…」な人こそSTEAM学習にチャレンジしてほしい

数学や理科が苦手科目だと取り組むのに二の足を踏んでしまうSTEAM学習。ですが、スポーツや飲食店経営など、一見すると数学、理科の知識が必要なさそうな社会の様々な場面で、それらの知識は活用されています。早いうちからそんな社会について知ることで、得意・苦手に関わらず、どんな知識を習得していったらいいか分かっていきます。

STEAM学習では失敗や間違いはあってOK.設定した課題に向かって試行錯誤を繰り返すことこそがSTEAM学習の醍醐味であり、それはそのまま大人が社会で一生懸命取り組んでいる仕事につながります。

STEAMライブラリーは好奇心を持つキッカケづくりに最適!気軽に遊びに来てほしい

弊社がプラットフォーム構築事業者として参画している「STEAMライブラリー」も紹介させて頂きました。それぞれの分野の課題に真剣に取り組んでいる団体・企業の方たちが、日本の子供たちのために全力で作ったコンテンツが揃っています。学校の授業で使うだけでなく、生徒個人がを自分の興味に従ってコンテンツを選んで学ぶことも可能です。

まずは大好きな町、平塚を舞台に地元の課題に取り組んでみよう

いきなり全国規模や世界規模の課題に取り組もうとするのは難易度が高い。だから最初は、自分たちが住んでいる町、最も身近な地元の課題に目を向けてみようとお話しました。どんなに大好きな町だとしても、必ずその地ならではの課題は存在しています。そこに課題があると認識することは、課題解決のスタート地点です。ですが実はこれがなかなか難しい。でも、自分が住んでいる町なら比較的簡単に課題を発見できます。まずは普段自分たちが感じている不自由さや違和感を頼りに地元に潜む課題を見つけ出し、解決方法を探究してみましょう。

地元を超えて探究活動に取り組みたくなったらTimeTact

弊社製品TimeTactについてもご説明させて頂きました。TimeTactを探究学習で使うと、物理的には遠く離れた専門家の方々からも、自分の探究学習の成果に対してフィードバックをもらうことができます。これを活用すれば、探究学習がより面白くなるだけでなく、後々の進学などにも活用できる可能性が生まれます。

これからの平塚をつくる若い世代へ

最後は平塚の中学生、高校生、大学生に対して、「みなさんは平塚市の宝である」というメッセージを送りました。

この後の質疑応答の時間は各年代の方々から質問を受ける大変貴重な時間となりました。

質疑応答タイム!

質疑応答の時間は以下のような内容でした。

1.平塚青年会議所メンバーの方

平塚青年会議所メンバーの方
平塚青年会議所メンバーの方
ひとりひとりのワクワクを引き出すにはどうすれば良いでしょうか?

田中
田中
一番大事なところで、一番難しいところですね。まずはSTEAMライブラリーを見て、自分の興味が持つものがどんなものなのか探す。また大人を含めて、それぞれ互いに質問しあい、相対的に自分を見つめることがキッカケにつながるのではないでしょうか。

2.ファシリテーターの大学生

ファシリテーターの大学生
ファシリテーターの大学生
日本の生徒には、将来どのような仕事に就きたいかハッキリしたビジョンを持っている人が少ないことが問題だと感じています。STEAMライブラリーは将来の職業への関心などを高めるためのものなのでしょうか?

田中
田中
そうですね。その意味でも選択肢の多さ、バラエティーの豊さは重要なポイントだと考えています。まずはちょっとでも興味を持ったらやってみる。その結果、失敗したり、『これはちょっと違うなぁ』と感じたりすることは全く問題ない。むしろウェルカムです。自分の将来は誰も決めてくれないので、自分が『これだ!』と納得するまで探究を繰り返してほしいですね。

3.参加してくれた中学生

参加してくれた中学生
参加してくれた中学生
苦手な教科を頑張るには、どのようなことをすればいいですか?

田中
田中
苦手な教科は何ですか?

参加してくれた中学生
参加してくれた中学生
社会と英語と国語と理科が苦手です。

田中
田中
いっぱいありますね(笑)社会や理科を勉強しないといけない理由は何だと思いますか?

参加してくれた中学生
参加してくれた中学生
将来やりたいことが出来たときに必要になるから?

田中
田中
なるほど。もちろん教科の知識は社会に出て役に立ちますが、教科の内容がそのまま丸々役に立つというより、自分の仕事や興味に関する部分を応用して使っていく感じになると思います。ですので、むしろ自分の好きなことを起点にして、社会科や理科がそこでどう使えるか考えると苦手の意識が変わるかなと思います。好きなことは何ですか?

参加してくれた中学生
参加してくれた中学生
数学とかバドミントンが好きです。

田中
田中
なるほど。バドミントンって、シャトルの飛び方の研究なんかで数学や物理をすごく使うんですね。それに将来的には対戦相手の動きを分析予測するためにAIも使うようになると思います。またバドミントンがどのように生まれたか学ぶと、その歴史的、地理的背景を知ることになります。好きなバドミントンについて探究することからスタートしてみると、そこに関連する様々な分野、教科に興味が波及していくと思いますよ。

参加してくれた中学生
参加してくれた中学生
わかりました。ありがとうございます。

講演後の感想コメント

参加者からは様々な感想が寄せられました。その一部を紹介いたします。

「勉強をしなければならない」という意識が先立ち、その先のことが曖昧になっていましたが、今回の講演を聞き、自分のワクワクから繋げて勉強していけばいいんだということや、 それが地域にも繋がると知れて、意識が変わりました。

学校内でイベントの運営をしており、いかにして興味を持ってもらうか考え、色々と考慮しなければならない点が多くて困っていました。今日お話を伺って、無理に興味をもたせるのではなく、自身が出来る事を一生懸命やっていくことが大切だと改めて実感することができました。

親や先生以外の大人と関わることで考え方が変わっていくし、今の日本の現状などを知ることによって関心が持てる。

部活で野球部に所属しているので、数学ができればより打率が向上したり、もっと三振が取れそうと思ったので、数学やその他の教科をもっと頑張ろうと思いました。

この講演を聞く前まで、日本ではネットを通した教育は進んでいないという問題に対して解決策が何も行われていないと思っていたのですが、 STEAM 教育という画期的なものがあることを知り今後の活用のされかたに期待が高まりました。


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代表:田中
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