探究学習

授業支援システム・目的別27選!失敗しない導入手順とポイント解説付き

プリントを作って印刷して配って採点して・・・このアナログ作業なんとかならない?
コロナが落ち着いてオンライン授業がなくなり、使わなくなったタブレット。活用したいんだけど・・・

GIGAスクール構想とコロナ禍でにわかに注目された、オンライン授業などが行える授業支援システム。しかし普段通り登校が始まると、タブレット端末の利活用もされなくなり、元に戻っている学校も多いのではないでしょうか。

しかし、オンライン授業だけが授業支援システムのメリットではありません。

・教員の負担が減り、働き方を改善、教員本来の仕事に専念できる
・生徒一人ひとりに合わせた個別最適学習ができる
・学校外部とつながり「チームとしての学校」を実現する

先生だけでなく生徒も、ひいては地域、社会も巻き込んだ学習の実現にも、助けになるのが授業支援ツールです。この記事では、授業支援ツールの機能とメリット、おすすめの授業支援ツール27選を目的別に紹介、さらに導入時の手順とポイントまでを解説します。

授業支援ツールを探している先生はぜひご覧下さい!

目次
授業支援システムとは?
授業支援システムのメリット
・メリット1.効率化
・メリット2.付加価値
授業支援システム(目的別)おすすめ27選
・多機能なシステム5選
・特定の学習・教科に特化したシステム11選
・オンライン授業、動画配信のためのシステム3選
・様々な角度から授業を支援するシステム8選
失敗しない!授業支援システム導入の手順とポイント
1.導入の目的を明確にする
2.仕様を決定する
3.導入テストを行う
4.全校で展開する
5.効果を検証する
まとめ

授業支援システムとは?

授業支援システムとは、先生の授業運営や生徒の学習を支援するツールです。授業支援システムは、用途によってさまざまな機能があります。授業支援システムを検討する際には、そのシステムが持つ機能によって得られる2つの効果を意識するのがポイントです。それが以下の2つ。

●効率化(教材配信機能でプリント印刷・配布の手間がなくなる、システム上で出欠管理ができる、など)

付加価値(学習ログによって最適な課題が提案される、システムで外部の専門家とつながり、生徒が成果物にコメントをもらえる、など)

「効率化」は、システムによって先生や生徒の負担が軽くなるものです。

「付加価値」は、システムによって、人にはできない効果が得られるものです。

「この機能によって効率化が実現できるのか?それとも付加価値が得られるだろうか?」という観点で見ると、導入効果が整理されます。

授業システム導入によってどれだけ効率化でき、人件費を削減できるのかは、稟議に重要な予算を考えるうえでも参考になりますので、意識してみてください。

それでは、授業支援システムの代表的な機能を以下に紹介します。

生徒・講師管理 名簿管理・編集
グループ管理
教材管理 教材登録・配信
動画作成・配信
宿題配信・回収
履修状況の把握管理
授業準備サポート 入退室管理
授業計画作成
スケジュール管理
授業サポート オンライン授業
メッセージ配信
チャット機能
デジタルノート
ファイルの配布・提出
カメラ機能
Webテスト
アンケート
授業記録管理 指導報告書管理
面談記録
成績管理
評価
その他 SNS機能
適性診断

授業支援システムのメリット

授業支援システムの具体的なメリットについて、先ほど挙げた「効率化」「付加価値」の側面から、もう少し具体的に見ていきます。

メリット1.効率化

先生の業務負担が減り、コア業務に集中できる

授業支援システムを活用することで、先生の業務負担を軽減することができます。

例えば、スケジュール機能により授業計画を作成、いつでも参照可能にできるほか、出欠管理はもちろん、教材や宿題、テストをシステム上でやりとりすることで印刷・回収の手間が大幅に削減されます。もちろん、欠席した生徒への教材の送信もシステム上で行うことができます。成績情報が一括管理できれば、評価作成が正確に効率的に行えることも学期末が忙しい先生には嬉しい機能です。

また、いちど登録した教材やテストは、その結果とともにデータで引き継ぐことができるため、翌年以降の改善がしやすく、作り直す手間も軽減されます。

先生の業務負担が減ることは働き方改善につながるほか、先生にとってのコア業務である、生徒と向き合う時間を増やすことができ、結果的に、より良い学びにもつながります。

実際、このようなシステムを導入した学校の71.6%が、教員の業務時間が短縮されたと回答しています。

生徒の負担が減り、学習効率が上がる

生徒側の視点も忘れてはなりません。

授業支援システム上でデジタル教科書を使用すれば、重い教科書を持ち歩く負担がなくなります。

デジタルノート機能では、画像の添付やイラスト描画をかんたんに行うことができ、学習の整理やまとめがはかどります。共有もすぐにできるので、生徒の学習成果を教室で共有するために、時間をかけてポスターを作るなどの時間が短縮。発表やディスカッションにより多くの時間を使えます。

メリット2.付加価値

授業支援システムで実現できるのは効率化だけではありません。むしろ、システムである強みを生かし、これまでは人手があってもできなかったことを実現できるのが、本当のメリットとも言えます。ここでは授業支援システム導入で期待できる付加価値に着目します。

データの活用

授業支援システムのメリットはデータの可視化・蓄積といった、データの活用が簡単にできることです。

成績データや学習データをシステムに蓄積、グラフや表で可視化することにより、先生や保護者だけでなく、生徒自身が苦手や得意に気づき、最適な学びに向かう参考となります。

AIで生徒の学習ログを解析し、苦手克服につながる適切な課題をレコメンドする機能は、学びの個別化につながります。

総合的な学習、総合的な探究の時間では、毎年同じテーマに取り組む学校があります。先輩たちの探究成果をデータとしてシステム上に蓄積していけば、次の学年が先行研究としてすぐに参照することができます。

オンライン対応

2020年から2022年にかけて、最も注目を集めたのはこの機能ではないでしょうか。

動画配信機能を備えるシステムでは、システム上で授業のオンライン配信が可能です。単に映像を流すだけではなく、ホワイトボード機能、アンケート機能、小グループでディスカッションを行うためのブレイクアウトルーム機能などを備えるものもあります。

授業を録画してアーカイブとして保存すれば、ほかの先生に共有して授業研究に活かすことも可能です。

登校できない生徒も授業参加できる

オンライン授業はコロナ禍だけの緊急対応だったという学校も多いと思いますが、オンライン授業にはそれ以上の意味があります。

まず、何らかの理由で登校できない生徒が参加できることが挙げられます。不登校の生徒や、けがや病気で学校へ行けない生徒もオンライン授業であれば参加が可能です。

学校外と連携できる

また、学校外からの授業参加が可能になります。総合的な学習、総合的な探究ではテーマが多岐にわたることから、外部の専門家の助けを借りる場合も多くみられますが、気軽に出張授業を依頼できるとは限りません。そんなときにオンライン連携の仕組みがあれば、たとえ海外であっても、授業してもらったり、成果にフィードバックをもらったりすることが可能になります。学生同士の国際交流なども行えます。

授業支援システムおすすめ27選

ここからは、おすすめの授業支援システム27選をご紹介します。特徴別にまとめていますので、導入目的に合わせてご覧ください。

おすすめの授業支援システム27選一覧

多機能なシステム5選 Google Workspace for Education
Microsoft teams for Education
school Takt
MeraMoji ClassRoom
Clica
特定の学習・教科に
特化したシステム11選
TimeTact(探究)
ロイロノート SCHOOL(英語)
Repea Talk(英語)
SPTR(英語)
ことばキャンパス(国語)
地図太郎Lite for Education(地理)
Springin’ Classroom(プログラミング教材)
Flat for Education(音楽)
Monoxer(記憶アプリ)
DQ World(デジタル教育)
EduPath(非認知能力向上)
オンライン授業、動画配信のためのシステム3選 VQS COLLABO(オンライン授業支援)
Video+(動画教材作成配信)
ナレッジデリ(動画教材作成配信)
様々な角度から授業を
支援するシステム8選
AIAIモンキー(話し合い支援)
ジャパンナレッジSchool(辞書)
特性診断KATS for Study
Admissions(SNS)
Edmodo(SNS)
STOPit(報告ツール)
SENSEIノート(先先生向けサービス)
Findアクティブラーナー(先生向けサービス)

多機能な授業支援システム5選

最初に紹介するのは、チャット、オンライン配信、デジタルノートなど、複数の機能を有する、汎用的な授業支援システム5選です。

導入の効果も大きく見込める半面、すべての機能を最大限に使いこなすのには時間がかかるかもしれません。どの機能が必要か、どのように使うのかは、ITが苦手な先生も交えてスムーズに導入できるように進めましょう。

Google Workspace for Education

引用:Google Workspace for Education

ここがポイント
・Googleが提供するさまざまなアプリケーションを教育現場で無料で活用
・Google Classroomで課題配信やクラスコミュニケーションを行える
・有償プランで高度な機能の利用も可

Google Workspace for Educationは、検索エンジンで有名なGoogle が提供する教育機関向けパッケージです。Google Classroomでは課題配信やクラスコミュニケーションなどオンライン授業に対応した機能が利用できます。

数百人のWeb会議や無制限の独自レポートの作成などが可能な有償プランもあります。

システム名 Google Workspace for Education
ジャンル 多機能
提供会社 Google Japan Inc
対象 すべて利用可能
導入実績 多数
費用 無料~有料(要問合せ)

Microsoft teams for Education

引用:Microsoft teams for Education

ここがポイント
・チャット機能、ビデオ通話機能でオンライン授業に対応
・宿題や学習アプリも一元的に活用できる
・授業以外の校務にも使用でき、働き方改善にも

Microsoft teams for Educationは、WordやExcelを提供しているMicrosoft による学習用アプリケーションパッケージ。

オンライン授業に利用できるチャット機能、ビデオ通話機能を持つMicrosoft teamsを中心に、Forms(フォーム)やPowerPoint(スライド)、デジタルノート(OneNote)などを組み合わせることで、オンライン授業に限らず、様々な授業形態、教科に活用できます。

教員用に使用することもでき、教員の働き方改善に活かすこともできます。

システム名 Microsoft teams for Education
ジャンル 多機能
提供会社 Microsoft社
対象 すべて利用可能
導入実績 多数
費用 無料~有料(要問合せ)

school Takt

引用:スクールタクト

ここがポイント
・アプリのインストール不要で、学校でも家庭でも使える
・5,000以上のテンプレートや教材を随時更新
・学習行動を把握し指導に活かせる

school Takt(スクールタクト)は、学習状況のリアルタイム把握、解答の共有などの授業支援機能を備え、アプリのインストールなく、ブラウザだけで協働学習・アクティブ・ラーニングをサポートするシステムです。

PCやタブレットにインストールするタイプだと、インストールや更新の手間がかかり、さらに特定の端末でしか使えないデメリットがあります。school Taktはブラウザがあれば使用が可能。学校でも家庭でも使用できます。

教材やテンプレートも豊富で、ないものも、直感的な操作で先生が作成することが可能です。

学習行動を把握できる機能では、発言が少ない生徒や困っている生徒を見つけられるため、授業や指導法の改善に活かすことができます。

システム名 school Takt
ジャンル 多機能
提供会社 株式会社コードタクト
対象 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学
導入実績 利用者数 30,000ユーザー以上、 導入校累計数 全国300校以上、 利用学校名 東京都小金井市教育委員会、福島県新地町教育委員会などの公立校や朋優学院高等学校などの私学 等
費用 タブレット1台あたりの月額オープンプライス

MeraMoji ClassRoom

引用:MeraMoji ClassRoom

ここがポイント
・充実したデジタルノート機能
・リアルタイムのモニタリングで学習状況を把握
・一斉学習から個別、協働学習まで対応

MeraMoji ClassRoomは、タブレットを活用したアクティブ・ラーニングを支援するシステムです。

デジタルノート機能では豊富なカラーバリエーションや画像取りこみ機能、2,500倍の超拡大機能などを有し、子供たちの想像力を刺激します。

またリアルタイムのモニタリング機能で生徒の学習状況を把握でき、先生はそれを見ながら児童・生徒に個別にアドバイスが行えます。

このような汎用的な機能は教科や学習形態を選ばず活用できるので、一斉学習から個別、協働学習まで幅広く対応できます。

システム名 MeraMoji ClassRoom
ジャンル 多機能
提供会社 株式会社 MetaMoJi
対象 小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、専門学校、高等専門学校、短期大学、大学、企業内研修、学習塾、教員、社会人
導入実績 教育委員会、中高一貫校私学、国立大附属学校、大学など
費用 要問合せ

Clica

引用:Clica

ここがポイント
・45万人が利用する無料アンケートツール
・ライブ配信、教材配信も可能
・有料で生徒管理機能の追加などアップグレードにも対応

Clicaは、無料で使えるアンケートツールを中心とした支援システムです。

受講者の反応がわかりにくい大人数の講義でも、リアルタイムで意見を収集し、回答を共有することができます。参加者同士でディスカッションすることもでき、アクティブ・ラーニングを実現します。

ライブ配信や、教材配信も可能で、有料で生徒管理機能の追加など教育機関向けに本格的なアップグレードも可能です。

システム名 Clica
ジャンル 多機能
提供会社 株式会社デジタル・ナレッジ
対象 すべて利用可能
導入実績 45万人が利用中
費用 標準機能無料、個別カスタマイズは有料

 

特定の学習・教科に特化した授業支援システム11選

英語や国語、探究、デジタル教育といった特定の強化や学習に特化した授業支援システムです。特化といっても、中には汎用的な機能を持つシステムもあり、特徴あるシステムを選びたい学校は特化型のシステムも検討の余地があるでしょう。

Time Tact(探究)

引用:Time Tact

ここがポイント
・総合学習、探究学習、PBL(プロジェクト型学習)に特化
・外部連携機能で学校外の専門家からフィードバックがもらえる
・経済産業省「STEAMライブラリー」、Google Classroomと連携

Time Tact(タイムタクト)は探究学習に特化した授業支援システムです。一般的な計画作成、出欠管理、評価、課題提出機能等に加え、外部連携機能があるのが特徴。生徒は自分の探究成果に対して、学校外の専門家からフィードバックが得られます。

開発会社のStudyValleyは、経済産業省が提供する「STEAMライブラリー」の構築事業者でもあるため、STEAMライブラリーとTimeTactは連携でき、ゼロから探究を始める学校でも、STEAMライブラリーの教材を使用して授業をスタートできます。

システム名 TimeTact(探究)
ジャンル 総合的な学習の時間、総合的な探究の時間
提供会社 株式会社Study Valley
対象 小学校、中学校、高等学校、専門学校、プロジェクト型学習
導入実績 大妻多摩高等学校、篠崎高等学校、横浜翠陵中学・高等学校、福島県矢祭町ほか
費用 要問合せ。無料トライアルあり

ロイロノート SCHOOL(英語)

引用:ロイロノート・スクール

ここがポイント
・「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」を育てるシステム
・ポートフォリオ機能で資料、動画、振り返りを蓄積
・「シンキングツール」によって思考力を育む

ロイロノート SCHOOLは、「思考力」「プレゼン力」「英語4技能」育てる授業支援システムです。教材配信・回収や理解度把握、クラス管理などの汎用的な機能に加え、録画、スピード調整機能つき再生機能など英語力を育成する機能が充実しています。

アイデアをカード化して整理・編集し、思考・判断・表現力を鍛える「シンキングツール」も備えています。

システム名 ロイロノート SCHOOL(英語)
ジャンル 英語
提供会社 株式会社LoiLo
対象 小学校、中学校、高等学校、大学、教員
導入実績 日本全国で1000校以上、アジアや欧米の学校にも導入実績あり
費用 要問合せ

Repea Talk(英語)

引用:リピートーク / RepeaTalk

ここがポイント
・音読指導に特化したアプリ
・手元にある英語教材がそのまま使える
・AIによるフィードバック機能、カスタマーサクセスによるサポートで成果を支援

RepeaTalk(リピートーク)は英語の音読指導に特化したアプリです。先生が出した音読課題を生徒が録音して提出します。手元にある教材がそのまま使えるため、学習の継続につながります。

AIによるフィードバック機能があり、先生の業務をサポートします。カスタマーサクセスによるサポートもあり、英語力向上に伴走します。

システム名 Repea Talk(英語)
ジャンル 英語
提供会社 コトバンク株式会社
対象 小学校、中学校、高等学校、大学
導入実績 野中学校、頌栄女子学院 中学校・高等学校など300校(約2.5万人)
費用 学校法人の場合:月額600円/1ユーザー様 (年間契約時)

SPTR(英語)

引用:スパトレ

ここがポイント
・第二言語習得論に基づく英語学習をオンラインで提供
・市販教材(約100冊、4千種類以上)に対応
・予習復習が必須で実力アップにつながりやすい

SPTR(スパトレ)はオンライン英語学習を提供するシステムです。市販教材(約100冊、4千種類以上)に対応しているため、すでに授業で使っている教材をそのまま使用できます。

また、予習復習が必須で実力アップにつながりやすいカリキュラムになっています。

システム名 SPTR(英語)
ジャンル 英語
提供会社 SPTR(スパトレ)
対象 小学生、中学生、高校生、大学生、社会人教育、教員等
費用 週1回25分月額1,800円
1日1回25分月額2,980円
1日何度でも月額4,980円

ことばキャンパス(国語)

引用:ことばキャンバス

ここがポイント
・アプリインストールなしで、どこでも使える
・小学校の作文作成に特化
・学校の枠を超えたコミュニケーション機能、イベント参加機能も充実

ことばキャンバスは小学校の作文作成に特化した授業支援システムです。システム内は遊び心あるゲームのようなデザインで子供の興味を刺激します。

先生独自の作文課題や評価設定が行えるほか、先生と児童、児童同士、さらに学校の枠を超えてことばキャンパスユーザ同士がオンラインイベントや作文コンクールに参加、交流できる機能があります。

システム名 ことばキャンパス(国語)
ジャンル 国語
提供会社 株式会社Night Zookeeper
対象 小学校
費用 要問合せ

地図太郎Lite for Education(地理)

引用:地図太郎Lite for Education

ここがポイント
・ GISによる地図を用いた教材や資料を簡単に作成可能
・最新の統計データと搭載。統計情報を地図上に視覚的に表示する機能も
・シンプルで直感的に操作できる設計

地図太郎Lite for Educationは、GIS(Geographic Information System)による地図を用いた教材や資料を簡単に作成可能な授業支援ツールです。

すぐに使えるコンテンツが100以上あり、直感的な操作で教材や資料が作成できます。

「データブック オブ・ザ・ワールド」(二宮書店)から厳選した最新主要統計データを搭載。地図を統計情報に合わせて塗り分けたり、統計から取得した情報を地図上にグラフとして表示する機能も。

地理の授業だけなく、公民やそうごうのじ総合の時間にも活用できます。

システム名 地図太郎Lite for Education(地理)
ジャンル 地理
提供会社 東京カートグラフィック株式会社
対象 高等学校、小学校、中学校、大学
導入実績 公立および私立 中学・高校 約180校で利用(計9100ライセンス) ※2022年2月1日現在
費用 要問合せ

Springin’ Classroom(プログラミング教材)

引用:Springin’ Classroom(スプリンギンクラスルーム)

ここがポイント
・ゲームをつくりながら直感的にプログラミングを学べる
・作品の保存・共有に使える便利なクラウドサーバ付き
・小学校・中学校などのICT端末にインストールするだけで無料で使える

Springin’ Classroomは文字を使わずに直感的に学べるプログラミング教材です。

ゲームや動く絵本などをつくりながらプログラミングを学べるテキスト教材をはじめ、小学校での授業に役立つ学習指導案などの教材が含まれます。いずれも小学校低学年から取り組むことができる内容です。

子ども達は自らの溢れるアイデアをカタチにしながら「プログラミング的思考力」や「創造的思考力」「試行錯誤力」だけではなく、「デザイン思考力」「物語力」「表現力」「マーケティング思考力」など、「創造社会」とも呼ばれているSociety 5.0時代に必要とされる「ゼロから価値を生み出す」チカラを楽しみながら身につけることができます。

システム名 Springin’ Classroom(プログラミング教材)
ジャンル プログラミング教材
提供会社 株式会社しくみデザイン
対象 幼児教育、小学校、中学校、高等学校、特別支援学校、大学、社会人、教員、学校管理者
導入実績 フリープランを含めて500件以上の事業者・学校(2022年1月末時点)
費用 基本料金は無料(クラウド保存500点の制限)
クラウド保存容量が不足した場合、有料プランにアップグレード。
ベーシックプラン:39,600円~/年
バックプラン:264,000~/年
スペシャルプラン:762,000~/年

Flat for Education(音楽)

引用:音楽学習プラットフォームFlat for Education

ここがポイント
・楽しく音楽を学べる課題
・自動採点ワークシート付き。先生の支援も簡単
・プラットフォーム上で生徒が簡単に演奏や歌声を録音・提出できる

Flat for Educationは最新機能と使いやすさを兼ね備えた、クラウド型の音楽学習プラットフォームです。生徒が積極的に授業に参加し、興味を持って学習できるようにデザインされています。

白紙状態の楽譜からの自由な創作、事前作成した楽譜をテンプレートとしたアレンジ課題の作成や、出題する問題のテーマや配点を選択してワークシートの自動作成が可能で、生徒の関心や習得度に沿った課題を設定できます。

また、採点もシステム上で簡単にでき、Google Classroomなどとの連携もできるため評価等も簡単に行えます。課題に対するライブコメント機能やスマートな課題管理機能があり、生徒の成熟度に合わせた支援も簡単です。

システム名 Flat for Education(音楽)
ジャンル 音楽
提供会社 Tutteo
対象 小学校、中学校、高等学校
導入実績 全世界5,000以上の教育機関で利用
費用 1人あたり250円/年

Monoxer(記憶アプリ)

引用:Monoxer

ここがポイント
・ Web上で様々な科目や学年に合わせた問題集を簡単に作成・購入
・適切な難易度の問題を自動作成
・生徒の学習履歴、記憶度をリアルタイムで確認でき、学習フォローが可能

Monoxer(モノグサ)は、学習者の「記憶定着」をサポートする学習サービスです。

AIによって一人ひとりの記憶状況から得意、不得意を把握し、英単語、漢字、歴史、数式などの憶えたい内容をその人にとって最適な形で出題し、学習の個別最適化、定着度の可視化を実現します。

生徒の自学自習における記憶定着のサポートと先生のフォローをより簡単にできます。

システム名 Monoxer(記憶アプリ)
ジャンル 記憶アプリ
提供会社 モノグサ株式会社
対象 幼児教育、小学校、中学校、高等学校、大学、社会人教育
導入実績 導入教室数3,400以上 ※2021年12月現在
費用 要問合せ

DQ World(デジタル教育)

引用:DQ World

ここがポイント
・8~12歳児向けのデジタル市民におけるオンライン学習プログラム
・プライバシーの扱いやネットいじめについてなど8項目についての学習が可能
・ロールプレイングゲームの構成となっており、楽しみながら学習ができる

DQ Worldは、DQ能力の向上に貢献できるサービスです。 DQとは、情報リテラシー/情報モラル/デジタルスキルにおける新世界基準であり、OECDのEducation 2030に準じています。ネット上の危険を避けながらデジタルを最大限利用するのに必要な力です。

プライバシーの扱いやネットいじめについてなど8項目について、ロールプレイング形式で学習ができます。

システム名 DQ World(デジタル教育)
ジャンル デジタル教育
提供会社 株式会社サイバーフェリックス
対象 小学校、中学校、高等学校、学習塾、保護者
導入実績 全国154校への導入 ※2022年3月時点
費用 要問合せ

EduPath(非認知能力向上)

引用:EduPath

ここがポイント
・「非認知能力」を可視化し、生徒一人ひとりが持つ能力を把握
・適切なコーチングによって「非認知能力」を伸ばす
・先生や保護者の皆さま向けにもサポート

EduPathは、生徒の非認知能力を可視化して、適正なコーチング・生徒管理ができる成長支援サービスです。非認知能力は目標に向かって頑張る力や人とうまく関わる力など、個人の特性による能力を指し、生涯の学びの土台となります。

クラウド上で非認知能力のサポートを行い、属人的な教育ではなく、生徒の強み・資質から最適な教育を行い、生徒が成長できる環境づくりをサポートします

システム名 EduPath(非認知能力向上)
ジャンル 非認知能力向上
提供会社 Edv Future株式会社
対象 中学校、高等学校、学校管理者
費用 要問合せ

オンライン授業、動画配信のための授業支援システム3選

オンライン授業を支援するシステムです。単純に映像のリアルタイム配信だけなら、無料のツールもありますが、アーカイブ機能、閲覧状況把握機能、動画教材作成機能など、オンライン授業を多角的にサポートできるのが特徴です。

VQS COLLABO(オンライン授業支援)

引用:VQS COLLABO

ここがポイント
・人の話し声だけでなく、BGMなどの音楽や環境音さえも相手に届ける音質
・通信回線を選ばない
・音声・映像及び会議資料は暗号化され安心

VQS COLLABOは、音質に重点を置いた純国産のネット会議・遠隔授業プラットフォームです。音声映像共に質が良く、安定しており、オンライン授業の質を上げることができます。ウェビナーの種類はカスタマイズ可能で、授業にも個人指導にも使用することができます。

さらにセキュリティ確保のため、音声・映像及び会議資料は暗号化処理されています。これらの技術は自社・日本国内にて開発されており、カスタマイズにも対応できます。

システム名 VQS COLLABO(オンライン授業支援)
ジャンル オンライン授業支援
提供会社 株式会社オサム インビジョン テクノロジー
対象 教師、学校、塾、企業
費用 要問合せ

Video+(動画教材作成配信)

引用:Video+

ここがポイント
・テロップやメモ、効果音機能などを使って動画学習を促進
・動画内にクイズを埋め込み理解度を計測できる
・動画内検索機能で見たい部分を簡単に検索

Video+は動画教材作成配信システムです。

不要な部分をカットする一般的な編集機能に加え、テロップやメモ、効果音を挿入でき、動画学習を促進します。

また、動画内にクイズを埋め込む機能があり、動画の理解度を計測することができます。長時間のビデオは、見たい場所が見つかりにくいというデメリットがありますが、テロップやメモなどを時間軸順で一覧する「StoryStream」により、学びたい部分を簡単に検索できます。

システム名 Video+
ジャンル 動画教材作成配信
提供会社 株式会社デジタル・ナレッジ
対象 小学校(低学年・中学年・高学年)、中学校、高等学校、特別支援、大学・社会人、その他
費用 ・ミニマムプラン 基本料金:29,800円/月 (税別) ・スタンダードプラン 基本料金:79,800円/月 (税別)
・エンタープライズプラン 基本料金:248,000円/月 (税別) その他、要問合せ

ナレッジデリ(動画教材作成配信)

引用:ナレッジデリ

ここがポイント
・Webブラウザで利用でき、導入・操作が簡単
・授業動画の閲覧状況、テストの受講状況などを一元管理できる
・英語、中国語に対応し、外国人講師による動画教材作成も可能

ナレッジデリは、動画教材作成・配信システムです。

Webブラウザ(IE、Chrome、Safariなど)で利用できるため、ソフトのインストールや、面倒な更新作業などは不要です。動画の作成、配信だけでなく、授業動画の閲覧状況、テストの受講状況などを一元管理でき、ナレッジマネジメントが容易に行えます。

英語、中国語に対応しているため、外国人講師による語学学習用の動画教材作成も可能です。

システム名 ナレッジデリ(動画教材作成配信)
ジャンル 動画教材作成配信
提供会社 株式会社デジタル・ナレッジ
対象 小学校(低学年・中学年・高学年)、中学校、高等学校、特別支援、大学・社会人、その他
費用 価格例:200名/860,000円(年額・税別) その他、要相談

様々な角度から授業を支援するシステム8選

ここからは、特徴的な機能を持つ授業支援システム8選を紹介します。汎用的なシステムや教科特化にはない、さらに個性的なシステムがあります。

AIAIモンキー(話し合い支援)

引用:AIAIモンキー

ここがポイント
・キーワードを可視化し、多様な意見に触れる
・意見を集計し、傾向を瞬時に把握
・結果をディスカッションに活かせる

AIAIモンキー(アイアイモンキー)は児童生徒の話し合い活動をサポートするシステムです。

「わくわくの実」という、キーワードを可視化する機能では、子供たちが入力した意見を形態素分析という方法によって品詞分解し、出現頻度の高い順に円で表示します。

表集計も瞬時に行えるため、生徒は多様な意見をわかりやすく認識でき、ディスカッションに活かすことができます。

システム名 AIAIモンキー
ジャンル 話し合い支援
提供会社 株式会社アクティブブレインズ
対象 小学校、中学校、高等学校、大学、社会人教育
導入実績 導入校:177校
ご利用人数:累計約8万人
主な導入先:東京都千代田区、文京区、荒川区、葛飾区等
費用 要問合せ

ジャパンナレッジSchool(辞書)

引用:ジャパンナレッジSchool

ここがポイント
・全49種類・732冊の辞書、新書、統計資料などが一括検索/閲覧できる
・アプリインストール不要で、ネットがあればどこでも使える
・定期的にコンテンツがアップデートされる

ジャパンナレッジSchoolはインターネットで利用できる「オンライン図書館」です。

全49種類・732冊の辞書・事典、参考書、新書、統計資料など全49種類・732冊が一括検索/閲覧できます。一般的な辞書ツールと違い、岩波新書や講談社ブルーバックスなど新書も読めるのも特徴。

アプリやソフトのインストールは不要で、インターネットがあればいつでもどこでも利用可能。コンテンツは定期的にアップデートされ、資料が随時、追加されています。

システム名 ジャパンナレッジSchool(辞書)
ジャンル オンライン辞書
提供会社 株式会社ネットアドバンス
対象 すべて
導入実績 西武学園文理高等学校、大成高等学校、京都産業大学附属中学校・高等学校ほか
費用 要問合せ

特性診断KATS for Study

引用:特性診断KATS for Study

ここがポイント
・「三匹のこぶた」を題材にしたユニークな質問で特性を診断
・小学生から大人まで10万人以上の受診実績
・一人ひとりの心理と思考に「最適な学び」を提案

性質特性・思考特性・行動特性・重点価値基準・視座・時間軸に関する特性診断から、性格を4つのタイプに分類。タイプに合わせたコミュニケーションや指導の在り方を提案します。

「三匹のこぶた」を題材にしたユニークな質問で、恣意性を排した正確な診断が可能に。

10万人以上の受診実績があり、学校以外にも、仕事の適性診断なども採用されています。

システム名 特性診断KATS for Study(特性診断)
ジャンル 特性診断
提供会社 株式会社エスワイティ
対象 中学校、高等学校、大学、社会人教育、教員
導入実績 小学生から大人まで10万人以上
費用 診断費用(診断1件あたり単価×人数)

Admissions(SNS)

引用:Admissions(未来の教室 EdTechサービス一覧)

ここがポイント
・中高生限定のSNSアプリで世代を限定したコミュニケーションが取れる
・資格や勉強時間で競争できる機能で学習意欲を刺激
・大学からスカウトを受け取れる機能も

Admissionsは中高生限定のSNSアプリです。プロフィールなどで同世代をつながり、自由にコミュニケーションが取れます。資格や勉強時間を共有し、競争しあえる機能があり、学習意欲を刺激できます。また、登録のスペックに応じて大学からスカウトを受け取れる機能も。自分に合った大学について情報を得たり探すことができます。

システム名 Admissions(SNS)
ジャンル SNS
提供会社 株式会社Lacicu
対象 中学生、高校生
導入実績 中学生、高校生 法政大学、駒澤大学、成蹊大学、芝浦工業大学、二松学舎大学、北里大学、立命館アジア太平洋大学、大正大学、横浜薬科大学、聖路加国際大学
費用 学生は無償。教育機関は有償(要問合せ)

Edmodo(SNS)

引用:Edmodo

ここがポイント
・世界190か国、8,400万ユーザーが利用する無料の教育SNS
・生徒全員の意見や回答をリアルタイム共有
・自宅でも教材、テストが受けられる

Edmodoは世界190か国、8,400万ユーザーが利用する教育SNSです。クラス内はもちろん、先生同士がつながれるオープングループもあり、先生の学びの場としても活用できます。

授業でも利用でき、生徒がICT端末から投稿した意見や解答をリアルタイムで共有したり、生徒が自宅にいながら、配信された教材や小テストに取り組むこともできます。

先生・生徒・保護者の3種類のアカウントがすべて無料で利用でき、金銭的な負担がないことも特徴です。

システム名 Edmodo
ジャンル SNS
提供会社 Edmodo、Z会グループ
対象 小学校、中学校、高等学校
導入実績 工学院大学附属中学校・高等学校、東京学芸大学附属小金井小学校、同志社中学校ほか
費用 無料

STOPit(報告ツール)

引用:STOPit(未来の教室 EdTechサービス一覧)

ここがポイント
・「いじめ」を匿名で報告・相談できるアプリ
・いじめに苦しんでいる子供、見つけた子供たちが、いつでもどこでも相談可能
・報告・相談の受け手が、連絡してくれた子供たちを適切に対応、管理できる

STOPitは匿名のいじめ相談・報告ツールです。いじめに苦しんでいる子供、見つけた子供たちが、いつでもどこでも匿名で相談可能なアプリです。

管理ツール「DOCUMENTit(ドキュメントイット)」により、先生や、相談窓口を担当する報告・相談の受け手が、連絡してくれた子供たちを適切に対応、管理することができます。

システム名 STOPit(報告ツール)
ジャンル 報告ツール
提供会社 ストップイットジャパン株式会社
対象 小学校、中学校、高等学校
導入実績 全国8の自治体及び私立学校がSTOPitアプリの提供及び啓発事業(いじめ防止授業、情報モラル講演)を提供
費用 児童生徒一人当たり数百円/年

SENSEIノート(先先生向けサービス)

引用:SENSEIノート

ここがポイント
・全国の先生とオンライン上で意見交換ができる
・教材や資料共有機能があり、授業に活用できる
・校種、科目別などカテゴリごとに交流できる

SENSEIノートは先生向けSNSサービスです。全国の先生とオンライン上でつながり、意見交換ができるのが最大の特徴です。

テキストコミュニケーションだけでなく、教材や資料の共有機能があり、授業に活用することができます。

「ICT活用」や「YouTubeの授業活用」など、最新のトピックついて、先生同士で意見が交換できます。

システム名 SENSEIノート(先先生向けサービス)
ジャンル 先生向けSNS
提供会社 株式会社ARROWS
対象 各種学校の先生
費用 無料

Findアクティブラーナー(先生向けサービス)

引用:Findアクティブラーナー

ここがポイント
・2,000以上の動画掲載数を誇る教員向けのオンライン学習サイト
・先進的な取り組みをしている授業動画も充実、自校に活かせる
・記事コンテンツや教材販売も

Findアクティブラーナーは2,000以上の動画掲載数を誇る、日本発の教員向けオンライン学習サイトです。

専門家の講義やシンポジウムなどの動画のほか、先進的な取り組みをしている授業動画も充実しているので、自校での授業に活かすことができます。

動画だけでなく、記事コンテンツや教材販売も手掛けており、教育関係者が総合的に学べるサイトになっています。

システム名 Findアクティブラーナー(先生向けサービス)
ジャンル オンライン学習サイト
提供会社 株式会社Findアクティブラーナー
対象 小学校(低学年・中学年・高学年)、中学校、高等学校、特別支援、大学・社会人、その他
導入実績 個人ユーザー数 : 約32万人(累計)、教育機関ユーザー数 :公立・私立含む学校約650校(2018年実績)
費用 個人向け:無料、有料(文字コンテンツプラン500円/月、プレミアムプラン980円/月、ダイヤモンドプラン1,980円/月)学校・法人向け : 小・中学校35,000円/年、高校・中高一貫校70,000円/年

失敗しない!授業支援システム導入の手順とポイント

授業支援システムの導入が決まっても、導入を焦ってはいけません。きちんとした手順を、ポイントを押さえて進めないと、適切にシステムを導入できず、導入したものの十分に活用されない、効果が得られない、ということがあり得ます。

ここからは失敗しない、授業支援システム導入の手順とポイントを解説します。これからシステム導入や検討を進める先生は、ぜひお読みください。

1.導入の目的を明確にする

まず、なんのために授業支援システムを導入するのか、導入した結果、どのような状態になってほしいのか、つまり授業支援システムの導入目的を明確にします。

目的が明確でないと、何の機能が必要なのかが定まりません。また、システム導入にあたっては、使う人に、システムの操作方法を覚えてもらう、これまでと違う業務フローに慣れてもらうなどの負担が発生します。導入の目的が明確でないと、現場の協力が得られず、システムが効果的に稼働しないという事態もあり得ます。

チームを作る

この段階から、システム導入を担うチームを作ることが望ましいでしょう。システムの選定だけなく、現場へのヒアリングやシステム会社との交渉、運用ルール作成など、一人で行うより、複数人で多角的な意見を出し合いながら助け合うことが導入をスムーズに進めるポイントです。

予算を決める

予算の確保も必要です。いくらの予算をかけるべきか?学校負担にするか生徒負担にするか?使える補助金があるか?システムを使うために備品や設備が必要かどうか?などを検討します。

予算を考える際は、システム導入によって先生の業務がどれくらい「効率化」し、人件費が削減できるか、も、一つの目安になります。

現場にヒアリングを行う

どんなシステムが必要なのか、どんな機能を備えるべきかを決めるために、現場へのヒアリングも大切です。業務フローを把握するためなのはもちろんですが、現場の使用感が悪ければ、せっかく導入したシステムが浸透しない恐れもあるからです。必ずしも現場の要望をすべて盛り込む必要はありませんが、早い段階で意見を聞いておくことは重要なポイントです。

2.仕様を決定する

目的や必要な機能が決まったら、システム会社を選定し、仕様を決定します。仕様によって必要な費用も変わってくるのが通常です。予算と相談しながら、場合によっては優先順位の低い機能を変更する、などの判断も必要かもしれません。

パッケージ型のシステムなら、特にカスタマイズはなく、そのまま導入となります。

3.導入テストを行う

システムの準備が整ったら、まずは特定の一クラスなど、小さい範囲で導入テストを行うことをお勧めします。まずお試しで使ってみるイメージです。一度にすべてのユーザーで使用すると、万が一初期不良などがあったときに対応が大変になるからです。

運用ルールやマニュアルを決める

導入テストの間に、運用ルールを決めたり、マニュアル作成をしておくと本格的に導入したときもスムーズです。よく使う機能の説明や、トラブルが起こったときの対応方法などをまとめておくと便利です。

タブレット端末のセキュリティ対策や、SNSルールなども検討しておくと良いでしょう。

4.全校で展開する

導入テストが順調に進んだら、全校で展開します。あらかじめ定めた運用ルールやマニュアルに沿って、使用を開始します。導入チームは、使い方の説明や、トラブルに対応します。

5.効果を検証する

重要なのが、一定期間経過した後の効果検証です。全員が問題なく使えているか、当初設定していた目的は達成されたか、などを検証し、問題が起こっていれば校内、システム会社と連携して解決しましょう。

まとめ

授業支援システムについて解説してきました。システム活用によって、先生や生徒の負担が減り、学習効率が上がり、さらにシステムでしかできない付加価値を実現できます。

授業支援システムは多機能のものから教科特化型、オンライン授業支援、SNSまで多岐にわたります。手順とポイントを押さえて導入することにより、より良い学びが実現されるでしょう。

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この記事を書いた人:Study Valley 編集部
探究No.1メディア”Far East Tokyo”編集部です!執筆陣は、教育コンサルタント、元教員、教育学部大学院生など、先生方と同じく、教育に熱い思いを持つStudy Valleyのスタッフ陣です。子どもたちがわくわく探究する姿を思い浮かべながら制作しています!先生方のお役に立ちますように。Twitterフォローで記事更新情報が届きます。