探究学習

【6選】企業探究の事例を紹介!授業内容について解説します!

社会で活躍できる人材になってほしいから企業探究を行いたい

企業と探求を行った具体事例が知りたい

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企業探究の事例を6つ紹介

この記事では、企業と連携して行う探究学習の事例を6つ紹介します。

企業探究は、社会や企業の実際の課題を取り上げることができるため、実践的な学びになるだけではなく、社会の一員としての自覚を芽生えさせる点でも有効です。企業探究を検討している先生はぜひご覧ください。

1.余り布を使ったSDGs商品企画授業
2.企業と連携してプロジェクションマッピングで伝統の龍を表現
3.全国の仲間とオンラインで本気で探究学習に取り組む
4.企業課題と地域課題から地域活性化のプロジェクトを考える
5.企業とともに新しい未来をつくる企画を制作し、優勝を目指す
6.インターンシップを通じて企業の課題を探究する

1. 余り布を使ったSDGs商品企画授業

学年1年生
期間複数回
実施校佐賀商業高等学校
参加企業菅公学生服株式会社

概要

佐賀商業高等学校(以下、佐賀商業)では、制服の製造工程で発生し廃棄される端材(余り布)を使って商品を企画するというSDGs商品企画授業を行いました。

授業はSDGsセミナー、プレゼンテーション準備、各クラスの発表、代表チームによるプレゼンテーション大会の4回に分けて行われました。企業はそのうちSDGsセミナーとプレゼンテーション大会の2回に参加しました。

学習の流れ

1. SDGsセミナーの様子
1年生約280人を対象に1クラスは対面で、他6クラスにはオンラインで当社社員がSDGsセミナーを実施しました。セミナーでは「SDGsとは何か」「世界でどんなことが起こっているのか」「一人一人にどんなことができるのか」など、SDGsについて多角的に考えさせられる内容が詰まっています。セミナー中、生徒は真剣に話を聞いていて、積極的に質問もしていました。

佐賀商業による、プレゼンテーションについてのセミナーも併せて実施されました。「相手のことを考え、相手に喜んでもらうように発表する」という一番大切なことを伝え、プレゼンテーションの効果的な手法など、営業職の社員が話をしました。

2. プレゼンテーションの準備
SDGsセミナー後、クラスの中でチームに分かれて「制服の余り布を活用したアップサイクル商品および売上金のSDGs的活用アイデア」というテーマで企画を考えます。アップサイクルとは、本来であれば捨てられるはずの廃棄物に、デザインやアイデアといった新たな付加価値を持たせることで、別の新しい製品にアップグレードして生まれ変わらせることです。

3. 各クラスの発表
クラス内で制服の余り布を使ったSDGs商品のプレゼンテーションを実施しました。発表をもとに、クラスごとに代表チームが選出されます。

4. 代表チームによるプレゼンテーション
各クラス代表の7チームで、プレゼンテーション大会を実施しました。大会には、地元企業の方や、当社社員も審査員として参加しました。企画案は、エコバッグ、ブックカバー、巾着袋など様々なものがあがり、どういった点でSDGsに貢献できるのか考えられていました。

またプレゼンテーションを演劇風に実施したり、聞いている人に問いかけたりといった工夫がされており、「どうすれば興味を持ってもらえ、伝わりやすくなるのか」を自分たちで考えて発表していました。

結果

最優秀賞に輝いたチームは、ブックカバーの商品企画をしたチームでした。こちらのチームは、布製のブックカバーを使うことで紙製のブックカバーの使用を削減できて環境に優しく、また、本を読むことで「質の高い教育をみんなに」というSDGsの目標の1つを達成できる、という内容を発表していました。

また、商品の売上金は発展途上国への寄付を提案しており、誰一人取り残さない未来への意識を大切に、商品企画をしていました。

ポイント

実際働いている社員に講演をしてもらうことで、社会に出て役に立つノウハウを知ることができます。また、その後に発表活動があることで、学んだことをすぐにアウトプットできる機会があることも魅力的です。

詳細:商品企画を通して考えるSDGs❘佐賀商業高等学校

2. 企業と連携してプロジェクションマッピングで伝統の龍を表現


事例紹介: 探究的な学びによる、特色ある学校づくり~KDDIと県内高校による「学校×KDDI共創プロジェクト」~ 添付動画より引用)

学年2年生
期間7ヶ月
実施校須坂高等学校
参加企業KDDI、株式会社アソビズム

概要

長野県須坂高等学校の1、2年生が、コロナ禍で断念した文化祭での「龍」の建立に代わり、映像で「龍」を制作したプロジェクト。KDDIとの共創で実施し、プロジェクションマッピングの製作指導は長野市に拠点を構える株式会社アソビズムのサポートを受けつつ、同校生徒が制作。

学習の流れ

有志の生徒によって、プロジェクションマッピングの「龍」の制作が行われた。

映像にストーリーを付け、音楽・ナレーション・実写・舞台効果を組み合わせる。これによって、色々なチームが共創し、一つの作品を創り上げることを目標にした。制作チームは映像制作、ストーリー、イラスト、ナレーション、総合演出の5部門に分かれ、各部署で連携しながら演出を完成させた。

今回制作した「龍」には卒業する3年生に対する感謝の気持ちと、「これからは我々が学校を引っ張って行きます」という決意の気持ちを込めた。

結果

以下はこのプロジェクトに取り組んだ1,2年生の感想です。一から挑戦し、チームで協働してプロジェクトに取り組んだことで、チーム協働の難しさや大切さを学習することができています。

「自分が思っているだけでは、周囲の人に伝わらない。そのことに気づいてからは、自分たちから話しかけて、相手とイメージを擦り合わせながら作業を進めるようになりました」
「普段自分で書く小説は自分の好きにできますが、今回はみんなで目指しているものを総合的に考える必要がありました。チームで取り組む大切さがわかり、成長したと思います」

また、顧問を務めた先生からは『途中までは僕のところに相談に来ていた生徒たちが、最後の頃には自分たちで「これをやった方がいい」「これはダメだね」と自発的にどんどん作業を進められるまでに成長していて感動しました。』というコメントがありました。

このプロジェクトを通じて生徒が大きく成長したことがわかります。

ポイント

生徒が中心にプロジェクトを進行し、企業が技術面でのサポートを行うことで、生徒の大きな学びにつながっています。ソフトを活用したプロジェクションマッピング作成の方法だけではなく、仕事の進め方の面や段取りの仕方も企業の方から学ぶことができます。

詳細:事例紹介: 探究的な学びによる、特色ある学校づくり~KDDIと県内高校による「学校×KDDI共創プロジェクト」~

3. 全国の仲間とオンラインで本気で探究学習に取り組む


BEAU LABO公式サイトより引用)

学年全学年
期間3ヶ月
実施校全国の高校
参加企業福井新聞など11社

概要

大学生団体が主導する、探究学習、プロジェクト型学習のプログラムです。各専門分野の「ラボ」ごとに、企業や行政が連携、実践レベルの学びを得ることができる環境を実現しました。9つの専門分野に分かれたラボから1つ選んで参加します。同じ分野に興味関心がある同世代の仲間と3か月間、切磋琢磨しながら学びを深めていきます。

9つのラボ
#地域経済ラボ
#地域コミュニティラボ
#観光まちづくりラボ
#農業ラボ
#メディアラボ
#医療福祉ラボ
#地域政治ラボ
#国際問題ラボ
#教育ラボ

ラボはエントリー時に自身の興味関心に合わせて選択します。企業や地域と提携しながら探究します。例えば地域経済ラボでは、ラブリーパートナー エルパと提携して、地域経済や金融、経済の専門家や協同組合関係者などから現状を聞き、出店見据えた事業計画を実際に行います。「誰に売るのか」「どのようなビジネスモデルにするのか」と問いを立て進めていきます。

学習の流れ

① オリエンテーション
オンライン上で顔合わせ。これからの予定を立てます。

② ラボ活動
オリエンテーションで立てたラボ活動計画をもとに、高校生の皆さんが主体的に活動を行っていきます。定期的に大学生・社会人スタッフのメンタリングを受けたり、専門家に相談したりして学びをさらに深めていきます(今期は原則オンラインで行います)。

③ 最終プレゼンテーション
他のラボの高校生や大学生・社会人スタッフ、BEAU LABO パートナー企業、地域の方々の前で3か月の活動とその成果をプレゼンテーションします。 活動をサポートしてきた大学生・社会人スタッフや、専門家からのフィードバックを今後の学びにつなげましょう (今期は原則オンラインで行います)。

結果

本気で活動する仲間を見つけ、確かな成長と達成感を得ることができたという声が多くありました。参加した学生は【ファシリテーションスキル】【企画実行力】【フレキシブルな思考】を身につけることができ、大きな成長につながったと述べています。

ポイント

同じ目的で集まった全国の高校生と協働できる点がポイントです。学校の枠を超えて探究学習を行うことは通常は難しいですが、学級や学年を超えてチームを作って探究学習を行う事例はあります。そうすることで、普段と違う刺激を受けながら学習を行うことができます。

詳細:BEAU LABO

4. 企業課題と地域課題から地域活性化のプロジェクトを考える

学年1〜3年生
期間通年
実施校長野県飯田OIDE長姫高等学校 工学科・商業科
参加企業山京インテック、他7社
URLhttps://www.city.iida.lg.jp/uploaded/attachment/49995.pdf
https://www.nagano-c.ed.jp/oideosa/chiiki_HP/images/R2seikabutu.pdf

概要

企業課題や地域課題を解決するための研究を行います。
地域の課題や企業の課題を発見し、科学的な根拠に基づき工業・商業の専門性と最新のIoT技術に 関連付けて考察し、実践的・体験的な学習活動を行うことなどを通して、地域活性化を担う人材に必要な 資質・能力=「協創力」を育てることをねらいとしている。

学習の流れ

① 休校中
個人でレポート課題とデザイン考案を行う。
テーマ例:レポート課題 「IoT と M5stack」
デザイン考案 「テックレンジャーの新しいロゴを考えよう」

② 1学期
ガイダンスと協創に向けて思考力やIoT技術力の向上を図る。
プログラミングソフトやデザインソフトの使い方について学習する。

③ 2学期
企業課題を知り、研究計画を立案する。
成果物・ポスター制作、原稿制作を行い、発表物の準備も行なった。

④ 3学期
発表会、振り返りを行う。

結果

アンケートの生徒の感想では、「大変だったが良い経験ができた」や「自分の考えが変わったり計画力などが身についた」など学びにつながったことに対する肯定的な意見が見られた。
一方で企業からのフィードバックには、「現代の若者の指向を知ることができた事は大きい」という好意的な意見もあった一方で、「時間が足りず、一部断念せざるを得なかった」などの意見もみられた。

ポイント

アウトプットだけではなく、インプットにも一学期割いて丁寧に行なっている点が特徴的です。技術を十分に学んでから、実際にそれを生かしてリアルな課題を考えることで実践的な能力育成を行うことができます。

詳細
>令和2年度 地域との協働による高等学校教育改革推進事業 研究実施報告書
>高校生と地元企業とを「つなぐ」事業(飯田市役所産業振興課)

5. 企業から与えられるミッションをもとに未来をつくる企画を考える


【企業探究】企業とともに新しい未来をつくる:下北沢成徳高等学校より引用)

学年1年生
期間1年間
実施校下北沢成徳高等学校
参加企業大和ハウスや富士通など10企業ほど

概要

企業のインターンを校内で体験。企業から与えられるミッションを軸に新しい未来をつくるための企画を考える。

ミッション例
・「生きている実感」が湧き上がるパナソニックの新事業を提案せよ!
・「かけがえのない存在」となるために、飲食業の新しい可能性を開く事業を提案せよ。
・「生きるを面白く」する大和ハウスの新たなビジネスを提案せよ!

教育と探究社の手がけるクエストエデュケーションのプログラムを介して、企業との探究を行なっています。

学習の流れ

およそ6つのステップに分類されます。

STEP1:働くことを理解する
チームで活動する意味やスキルを実体験して働くことを考えます。インクルーシブ(※)を理解し、互いを認め合う活動を目指します。

STEP2:企業について知る
1. エントリーシート提出
自分のできることや、取り組んでみたいことを考えてから、企業について精査してインターンを希望する企業にエントリーシートを提出します。企業側で内容を検討してインターンとして採用されます。
2. 新人研修
企業ごとにチームが編成されます。チームは仲良し同士ではなく、いろいろな価値観を持つ仲間で編成します。チームで自社企業理解を行い、自分の企業の調査をします。
3. 新人研修発表
自社の研究発表を行います。また、企画立案の練習としてプレゼンテーションを体験します。いろいろなチームが1つのテーマを企画してプレゼンテーションし、チーム間の企画の違いを学びます。

STEP3:初仕事
4. 校外アンケート
下北沢エリアで一般の方に自社についてのアンケートを行い、顧客目線の自社評価を数的処理に基づいて分析して発表します。自社の課題を意識してミッションに生かします。

STEP4:ミッションを受け取る
5. 企画会議
いよいよ本格始動!ミッションに応えるため、どんな商品やサービスを発案するかをチームで考えていきます。まずはブレインストーミングで一人一人が意見を出し尽くします。お互いを認め合いながらひとつの企画としてつくりあげていきます。
意見をぶつけ合ったり、相手をリスペクトしたり…とても貴重な時間です。

6. 中間発表
チームの企画内容を大筋でプレゼンテーションします。企業の方に来ていただくこともあり、企業の方や他チームからの指摘やコメントを受けます。自チームの案が外からどのように見えるのかを知る機会です。これを機にまったく新しい企画につくり替えるチームもあります。
7. 企画のブラッシュアップ
中間発表で受けた指摘やコメントを参考に企画を磨き上げます。「この点は変えよう」とか「あのチームを参考にしよう」など意見が活発に出てチームワークが高まります。

STEP5:校内発表
8. 校内発表
ミッションに基づいた企画の最終発表です。クラスの仲間に評価してもらいます。プレゼンテーションをエントリー用に録画するため不安と緊張が高まります。中には「納得がいかない」と撮り直しをするチームもあります。

9. 企業へのエントリー
校内発表の映像と資料データを提出して、企業が審査を行います。全国の学校から多くのチームが審査を受けて、全国大会に出場できる優秀チームが決定します。各企業で選ばれるのは、わずか10校です。

STEP6:全国大会
10. 全国大会出場!
優秀賞を受賞した各企業の代表10チームが、全国大会の場でプレゼンテーションを披露します。そこではインターン先の社員の方が審査を行い、企業賞が決定されます。各社の代表である企業賞獲得チームはセカンドステージに出場し、その中からグランプリ・準グランプリが選ばれます。

結果

全国大会に出場し、以下の賞がチームに授与されました。
・2014年大和ハウス賞
・2015年富士通賞
生徒の感想では、「仲間の意見を尊重し自分の意見も交えながら、チームで物事を進めていくというスキルが身につきました。」や「“大人が生きる世界”を垣間見られたこともとても良い経験でした。」というコメントが書かれ、この一連の授業が生徒のにとって大きな学びになったことがわかります。

ポイント

チームで探究を行い、大会の場で成果のクオリティを問われます。そのため、チームでの協働力も成果物のクオリティも問われる探究学習になっています。企業の方からフィードバックをもらえる機会もあるため、成果物作成までの道のりも成果物のクオリティも追い求めることができるでしょう。こちらの事例はクラス単位で大会に応募することで再現ができます。ぜひ検討してみてください。

詳細:【企業探究】企業とともに新しい未来をつくる

6. インターンシップを通じて企業の課題を探究する

学年1-3年
期間8ヶ月
実施校新潟大学
参加企業市内の3社

概要

新潟市内の企業3社にパートナーとして学生の受け入れを依頼。一社あたり3人の生徒が活動に取り組んだ。インターンシップの学生用の「課題」ではなく、実際の社内の事業・プロジェクトに即して必要なタスクの中から学生の担えるタスクを行う。

学習の流れ

5つの段階で進行していきます。

① インターンシップの準備
・目標設定
・問題解決のプロセスを学ぶ
・経営者からのミニ講演
・受け入れ企業研究
3社は人材サービス業、食品製造業、印刷業と多岐に渡る。

② 3週間の実習
・職業実習
・事業課題に則したミッションに取り組む
それぞれ資料整理やイベントの運営、調査などを行った。実習中のリアルタイムな情報共有や相談事に関してはSNS を活用し、 参加学生・企業担当者・大学教員間でのコミュニケーションを図った。

③ 振り返りと後半に向けて準備
・活動の振り返り、学びの言語化
参加学生同士、企業間での共有
・後半に向けた面談
実習期間中毎日記録したヒアリングシートをもとに面談を行う。

④ 3ヶ月程度の実施
授業の履修状況等を踏まえて週2程度の勤務
・企業の選考を経て、有休での雇用
・企業の一員として業務に取り組む

⑤ 成果発表会
・企業からのアセスメント
・半年間の学びを振り返り、大学で学ぶことの意義を改めて考える
・成果発表会
終了時には、実習記録を基にした総括的な振り返りを学生が個人で行い、それを対話形式で他の学生と共有する「集合研修」を経て、受入企業を交えた報告会を実施した。

結果

参加後に行ったアンケートでは、大学での学習が社会に出てどう役出すかについて具体的にイメージできるようになったことがわかった。
ある学生は以下のようにコメントしている。
「定着させるために、予習や復習をし、理解を深めることなどです。大学で知識を得るために行うことは、働くうえでも役に立つことなのではないでしょうか。学ぶ内容はどんなことであってもそれは変わらないと思いました。 」

ポイント

2度インターンシップを行い、合間で振り返りを行うことでより深い学びにつなげています。また、実際の企業に赴き、実際の業務を体験できることも学生の成長や学びにつながると推測できます。

詳細:教育的効果の高い中長期インターンシップの実践―「企業課題探究型 長期・有償型インターンシップの取組―

まとめ

企業探究の事例を6つ紹介しました。生徒に社会で使われているリアルな知識を得てもらえることが企業探究の強みであると言えます。社会で活躍する人材の育成や地域のために貢献できる人材の育成を目標にする場合は効果的な手段であるかもしれません。ぜひ検討してみてください。

企業探究をはじめ、外部連携の方法などはこちらの記事にまとめています。ぜひご覧ください。

>前編】徹底解説!探究学習の外部連携に必要なことは?連携のパターン、メリットについて
>【後編】徹底解説!探究学習の外部連携とは?連携時のポイント、連携先の探し方、事例について

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【この記事の監修者】

田中 悠樹|株式会社StudyValley代表

田中 悠樹|株式会社StudyValley代表

東京大学大学院卒業後、ゴールドマンサックス証券→リクルートホールディングスに入社。同社にて様々な企業への投資を経験する中で、日本の未来を変えるためには子どもたちへの教育の拡充が重要であると考え、2020年に株式会社StudyValleyを創業。
2020年、経済産業省主催の教育プラットフォームSTEAM ライブラリーの技術開発を担当。
2024年、経済産業省が主催する「イノベーション創出のための学びと社会連携推進に関する研究会」に委員として参加している。